吹く風に冷気がまじり、街はあわただしさを日に日にましていく冬。
唐招提寺の境内は、白い雪におおわれることもあります。
冬には、迎春に備えて仏像のお身ぬぐいがあり、新しい年の平安を祈る行事が行われます。
 
日 時:毎年12月15日 9時〜
場 所:金堂

読経の後、金堂三尊をはじめとした堂内の諸仏につもった一年間の塵やホコリを払い、新しい年を迎える準備をします。
この日から、境内の大掃除が始ります。
日 時:毎年 12月31日 23時40分〜
場 所:鐘楼

大晦日には、一年を振り返って、新たな気持ちで新年を迎えるため、人間が持つといわれる108の煩悩を清めるため、除夜の鐘をつきます。
唐招提寺では、23時頃から南大門で108枚の番号札を、先着順に配布、23時40分から除夜の鐘を撞きます。参詣者には千手観音の御守札を授与します。
(拝観無料)
日 時: 毎年1月1日、1月3日
1月1日 0時〜 修正会護摩供
1月3日 18時〜 修正会護摩供・餅談義
場 所: 礼堂
修正会は、奈良時代にはじまったといわれ、新年を迎えるにあたって前の年の行いを振り返って、悔い改めるとともに世の中の平安・五穀豊穰を祈願するものです。
唐招提寺では、12月31日夕刻に礼堂へ集まり、羅漢聖者を勧請して始まります。元日は、今年から除夜の鐘と共に0時過ぎから礼堂南側の広縁に僧侶が集まり、伽陀(声明の一種)を唱えて新春の暁を迎え、その後、堂内にて密教形式の修正護摩供を行います。仏舎利の前に壇を作り、三方を白布の壁代で囲んだ中、蓮華形の護摩炉に鉄粉やアセビの葉を供する独特な形式の護摩で、大衆は終わるまで光明真言を唱えて導師とともに舎利壇に安置された万年香水を加持します。3日の夜には、その香水と牛玉宝印が参拝者に授与されます。この日は護摩作法の後に鏡餅をお供えした人の名を読み上げ、全国の餅の名を讃嘆するユーモラスな餅談義が行われます。
 
日 時:毎年1月15日
場 所:礼堂

600巻の大般若経を読んで、天下泰平・国家安穏・家内安全等を祈願します。
 
日 時:毎年2月15日
場 所:礼堂

お釈迦さまが入滅(にゅうめつ)された2月15日に、その様子を描いた涅槃図を掛け、独特な造花を供えて、供養の法要をします。